【広島】新井貴浩監督「最終的には勝率なので」“恵みの雨”で価値あるコールド引き分け/一問一答
◆JERAセ・リーグ 広島0―0巨人=5回終了降雨コールドゲーム=(21日・マツダスタジアム) 広島は、恵みの雨で敗戦を免れ、価値あるドローとなった。0―0の6回、雨脚が強まる悪コンディションの中で先発・大瀬良が無死一、三塁から小林の犠飛で先取点を奪われたが直後、雨天のために試合が中断。そのままコールドゲームとなり、6回の巨人の得点は認められず、0―0の引き分けとなった。12~14日の敵地3連戦で3連敗を喫した巨人に1勝2分けで2カード連続の勝ち越し。今週は3勝2分けと負けなしで1週間を終えた。 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。 ―降雨コールド 「天候ですので、仕方ないですね」 ―大瀬良投手について 「粘り強く投げてくれていたと思います。ナイスピッチングでした」 ―毎回のようにピンチを背負う投球だった 「走者を背負っても、ホームベースを踏ませなければいい。そういう意味では粘り強く投げてくれていたと思います」 ―5回2死一、二塁の先制機では代打を送らなかった 「今日は島内を上がり(ベンチ外)にしていたというのもあるし、球数的にまだいけたというのもある。あのときはツーアウト一、二塁。ビックチャンスだったら代わっていたかもしれないけど、それだけじゃなしに、いろいろあって(の判断)」 ―14日の敵地戦で2安打と苦しんだ高橋礼対策で左打者を並べた 「今日は点は取れなかったんですけど、みんな前回対戦していた時より、捉えた打球が多かった。前回対戦した時より、内容的にすごく良かったと思います。野間にしても、サク(坂倉)も、捉えた当たりが正面にいったりとかが結構多かった。打席の内容的には良かったと思います」 ―1番抜てきの宇草にもヒットが出た 「今日のスタメンというのも、数少ない打席で結果を出した宇草がつかんだスタメンだと思う。今日も1打席目に良いものを見せてくれてうれしいです」 ―坂倉を今季初めて一塁で起用。今後もあるのか 「もちろん、もちろん。今年始まった時点で彼には伝えているし、キャンプ、オープン戦もそういう準備はしていましたので。今後も相手ピッチャーの相性や、選手の状態だったりを見極めながら、そのときのベストだと思う布陣で一試合一試合戦っていきたいと思います」 ―捕手との併用は負担も増すが 「そこは頑張ってもらいたいと思います。本人も試合に出たい、打席に立ちたいと思っているんじゃないかな。アツ(会沢)も本当に頑張ってくれているので、その辺は臨機応変にやっていきたいと思います」 ―今カードは1勝2分けで終えた 「そうよね。今週は負けてない(3勝2分け)でしょ。徐々にかみ合ってきているんじゃないかなと思います」 ―この引き分けをどう捉えるか 「やっぱり最終的には勝率なので。勝ち星ではないでしょ? 勝率なので。それだけ言っておきます」
報知新聞社