朝河博士の偉業伝える 朝河貫一博士顕彰協会 福島県郡山市の安積高で出前講座
「朝河貫一博士顕彰協会」は11日、福島県郡山市の安積高で出前講座を開き、朝河博士の偉業を伝えた。 若い世代に朝河博士の功績を知ってもらおうと、今年度から通年で始めた中高生向け企画の1回目。2年生約270人が参加した。卒業生で「マンガで読む歴史学者・朝河貫一」著者の安藤智重副代表理事(安積国造神社宮司)が講師を務めた。 安藤副代表理事は朝河博士が父正澄や恩師から受けた影響や世界的な国際政治学者としての歩みを紹介。考え方の根底には武士道精神があると説明し、「道理のある民主主義国家をつくる力になってほしい」と生徒に呼び掛けた。 9月に同校1年生向けの講座を開く。他の中学、高校にも開講を打診する。