総勢20名で挑む「A Bright New Boise」稽古場レポートが到着、片桐仁「毎回新しい発見が」
5月に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される「Stage Reading『A Bright New Boise』」の稽古場レポートが到着した。 【画像】Stage Reading「A Bright New Boise」稽古場の様子。(他6件) 「Stage Reading『A Bright New Boise』」は、劇作家サミュエル・D・ハンターの戯曲「A Bright New Boise」を、下平慶祐の翻訳・演出で、リーディング形式で上演するもの。劇中では、小林顕作、片桐仁、北川能功、竹尾一真をはじめとする総勢20名のキャストが、日替わりで5名の登場人物を演じる。 5月上旬に東京都内の稽古場で行われた通し稽古には、ウィル役の片桐、ポーリーン役の西尾まり、アンナ役の藤谷理子、リロイ役の荒木健太郎、アレックス役の井阪郁巳が登場した。稽古場では、アメリカ・アイダホのボイシーにある大手チェーンのスーパーマーケット、ボビー・ロビーのバックヤードで、面接に臨む人々の様子が、5名の出演者によって生き生きと立ち上がった。 通し稽古を終えた片桐は、「通し稽古が中心の稽古だったので、毎回新しい発見がありましたね。他のチームを全く見れていないので、自分が演じるウィルをどう演じているのか気になっていますが……。稽古を重ねるごとに、このチームでやるというのがとても楽しいです。本番は毎公演、新鮮な気持ちで臨みたいです」と語った。 西尾は「相変わらず楽しい通し稽古でした。やる度に発見があり、もっと稽古したいなという気持ちです!」、藤谷は「キャストが変わると本当にお芝居も変わってくるので、相手役の方のお芝居をしっかり感じながら必死に食らいついてました」、荒木は「稽古場では日々キャストが変わるのですが、慣れないのをあえて楽しむことができました」、井阪は「すごいエネルギーを使いました。リーディングではありますが、しっかりコミュニケーションをとるのでとても集中力を使います」とそれぞれ述べた。 公演は5月10日から19日までKAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて。 ■ Stage Reading「A Bright New Boise」 2024年5月10日(金)~2024年5月19日(日) 神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ □ スタッフ 作:サミュエル・D・ハンター 翻訳・演出:下平慶祐 □ 出演 ウィル:小林顕作 / 片桐仁 / 北川能功 / 竹尾一真 ポーリーン:西尾まり / 貴城けい / 蓮城まこと / 松本紀保 アンナ:傳谷英里香 / 福永マリカ / 大内彩加 / 藤谷理子 リロイ:榎木淳弥 / 荒木健太郎 / 鈴木勝大 / 松田凌 アレックス:小西成弥 / 井阪郁巳 / 大野瑞生 / 佐藤信長 A BRIGHT NEW BOISE by Samuel D. Hunter “A Bright New Boise” is presented by arrangement with Concord Theatricals on behalf of Samuel French, Inc.