マイナンバーカードと運転免許証の一体化 来年3月24日に開始へ 警察庁
警察庁はマイナンバーカードと運転免許証の一体化の手続きを来年3月24日から始めることを発表しました。マイナンバーカードそのものを免許証としても利用できるようになります。一体化した「マイナ免許証」では住所変更を自治体への届け出だけで行えるようにし警察での手続きを不要にします。 警察庁はマイナンバーカードと運転免許証の一体化の手続きを来年3月24日から始めることを決めました。 従来の運転免許証を引き続き発行することも可能ですが、一体化した「マイナ免許証」を発行した場合も従来の運転免許証とあわせて2枚持つことも可能です。 これに伴い、警察庁は免許証の取得や更新などにかかる手数料を改正することにしていて従来の免許証は値上げに、マイナ免許証は値下げとする方針です。 また「マイナ免許証」では引っ越しの住所変更の際、自治体への届け出のみで警察の免許センターなどでの手続きが不要になるサービスが受けられますが、住所情報の警察への提供について本人の同意がある場合のみ可能とする方針です。 また「マイナ免許証」を持つ優良運転者と一般運転者は免許更新の際の講習を免許センターなどへ行かなくてもマイナポータルを通じオンラインで受けられるようにする予定で、警察庁は今後、意見を募集し関係規定を整備する方針です。