“ニックス優勝のラストピース”アヌノビーの知られざる生い立ちと根底にある“父の教え”<DUNKSHOOT>
マディソンスクエア・ガーデンでニックスファンからスタンディングオベーションを受けるなど、アヌノビーはすでに新天地で居場所を築いている。キャリア7年目、充実したシーズンを送る彼には、とある目標がある。生まれ故郷イギリスのバスケの復興だ。 「それは僕の目標だ。イギリスの子どもたちにバスケットボールをやりたいと思ってもらうこと、そしてイギリスからでもNBAに行けるんだということを、身を持って示すことだ」 アヌノビーはロンドンのプロクラブ、ロンドン・ライオンズのオーナーに名を連ね、機会があればイギリス代表としてプレーすることも視野に入れている。 ジェイレン・ブランソンというエースプレーヤーを軸に復活を遂げたニックス。イースト2位のミルウォーキー・バックスを捉える勢いの彼らにとって、アヌノビーは強力な新戦力だ。 文●小川由紀子
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