【女子ゴルフ】スコア誤記で失格の原英莉花 当時の心境明かす「プロゴルファーとして戦うのが好き」前を向く
女子ゴルフの原英莉花選手が自身のSNSを更新し、アメリカ女子ツアー予選会でのスコア誤記により失格となったことを振り返り、経緯を説明。さらに、今後の活躍を約束しました。 【画像】今年8月、国内ツアーに復帰する原英莉花選手 来シーズンのアメリカ女子ゴルフツアーに出場するために争われた予選会に参戦していた、今季国内ツアー1勝の原選手。 2日目を終え、自身が記入して提出するスコアに誤記が判明し、失格となっていました。 自身のSNSでは、当時の状況を振り返り、「プロとして情けなく正直クラブを置こうかと悩むくらい」と心境を吐露。 ただ、「プレー以外のミスは自分のポンコツさに胸が苦しいですが同じミスは2度としないように反省し後ろ向きは捨ててまた目の前の一打を真剣に戦います」と前を向きました。 原選手は今週、埼玉で開催される国内ツアー「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」に出場予定です。
▽以下、原英莉花選手のSNSよりコメント全文 2週間JLPGAツアーを欠場してUSLPGA来季出場権をかけたテストのため渡米していましたがスコア誤記の失格という形で終わってしまいました。 スコアを誤魔化そうとしたわけではありません。8番ホールに4と書いてあったのを5だと思い込み訂正をしないまま提出をしてしまいました。いつも通り読み合わせもして自分のスコアカードと並べ確認したつもりだったしまさか見間違えていたなんて思いもしませんでした。 なぜ4が5に見えてしまったのか、、自分でも理解できませんし後悔しても仕切れない思いです。ただ、独特な字だなぁ、ってふと思ったその違和感だけが今も頭から離れません。 この挑戦に、順位さえもつかず付いてきて一緒に戦ってくれたチームにも日頃からサポートして頂いているスポンサー様にも応援して下さっているファンの皆様にもなんと言っていいのかがっかりさせてしまって辛いです。 自分としても強い想いがあって緊迫した日々を過ごしながら戦っていただけに驚きすぎてプロとして情けなく正直クラブを置こうかと悩むくらいこの先を考えられませんでした。 でもどうしてもプロゴルファーとして戦うのが好きというのが答えでした。 どんなにうまく行かなくてもどんなにミスしても胃がキリキリするほど緊張したり寝れないほど不安になったりそれでも毎日試行錯誤して目標に向かってフィールドに立って戦うことが私にとっての幸せなんだと思います。 今回のような、プレー以外のミスは自分のポンコツさに胸が苦しいですが同じミスは2度としないように反省し後ろ向きは捨ててまた目の前の一打を真剣に戦います。 失敗も成功も振り幅が大きい自分ですが良いも悪いも過去。現実は儚いので常にどんな時も目の前に一生懸命楽しく生きたいなと。 たくさんの喜びと出会える挑戦にするために。 力を蓄えてこのがっかりを覆します。また一緒に戦ってもらえたら嬉しいです。