ライト級のウィリアム・セペダが王座挑戦件獲得、デーヴィスやスティーブンソンへの挑戦を明言 | ボクシング
WBA、IBFライト級王座挑戦権を手に入れたウィリアム・セペダは、デーヴィスやスティーブンソンとの対戦を呼びかけた。
日本時間3月17日、ライト級のウィリアム・セペダがマキシ・ヒューズと対戦した。セペダは圧倒的な勢いでヒューズをねじ伏せ、第4ラウンド終了後にヒューズ陣営にギブアップを選択させた。WBA、IBFライト級王座挑戦権を手に入れたセペダは試合後、ガーボンタ・デーヴィスやシャクール・スティーブンソンとの対戦を望む心境を示した。 プロモーターのオスカー・デ・ラ・ホーヤ氏はDAZNのクリス・マニックスに対し「シャクール、お前がこれを見ているなら、試合を組もう。やろうぜ」と語りかけた。 スティーブンソンもその話に耳を傾けており、同じ無敗を誇るボクサーとして自身のソーシャルメディアで「挑戦を喜んで受け入れた」と投稿した。 21戦無敗10KOのスティーブンソンは現WBCライト級世界王者。1月には突如引退を宣言していたが、最近になって次戦を予定していることを匂わせた。30勝無敗26KOのセペダと戦うことになれば、スティーブンソンは卓越したボクシング技術を駆使し、メキシコ人の止まることないパワーを封じ込めなければならない。気の抜けない防衛戦になるだろう。 今回の試合でセペダはヒューズに対して408のパンチを浴びせ、そのうち161回がヒット。命中率はなんと40パーセントを記録した。 スティーブンソンやデーヴィスとの対戦を見据える一方、セペダ陣営は、間もなく行われるワシル・ロマチェンコvsジョージ・カンボソスの勝者との試合も歓迎している。 デ・ラ・ホーヤは「それもまた素晴らしい試合になるだろうね」と断言しつつ、「だがウィリアム・セペダはどんな相手にも挑む用意ができている」と強調した。
Mark Lelinwalla