南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、静岡県内は広く今年一番の暖かさになり、５つの地点で最高気温が２月の観測史上最高となりました。

静岡市

嶋田光希アナウンサー「午後２時前の静岡市葵区青葉通りです、手元の気温計では２４℃を超えています。外にいるだけで、汗がブワっと噴き出てくる。暖かさというより暑さで、時々ふく風が心地いい。コートを着ている人はほとんどおらず、皆さん薄着です」 　きのう１９日に降り続いた雨は、明け方にはやみ、きょう２０日は一転、太陽が顔を覗かせ、気温もグングンと上昇。県内で最も気温が高くなったのは川根本町と静岡空港で２４．０℃（午後３時現在）、また、浜松で２３．６℃、磐田市で２３．４℃を記録し、県内５カ所で、２月の観測史上最も高い気温となりました。

配達員「半袖でもいいかな」

　最高気温が２３℃となった静岡市内。この暑さに、配達員は。 配達員　５０代 Ｑ：きょうの暑さは？ Ａ．「暑い、ただ単に、きのうまで寒かったから、急に暑くなったもんで」 配達員　３０代 「いや～、暖冬と言われてましたけど、まさかそこまで（気温が）上がるとは思わないから。やはり服装が困る。僕ら（自転車で）走っているので、汗をかく。長袖来ているとどうしても暑いので、半袖でもいいのかなと思うけど、夜は冷えるので調節が大変」

ランナー「気持ちいい」

　静岡市内では午前中の時点で２０℃超え。駿府城公園内では、多くのランナーの姿も見られました。 ランナー Ｑ：きょう暑くないですか？ Ａ．「暑い」 Ｑ：きょう走るのどうですか？ Ａ．「気持ちいい！」 　一方、この暖かさでも静岡のソウルフード「静岡おでん」は人気のようです。 観光客（千葉から）５０代 Ｑ：初静岡おでんですか？ Ａ．「そうですね、静岡で食べるのは初めて」 Ｑ：天気の良い中で飲むビールは？ Ａ．「やっぱりいいですね。とても２月とは思えない。なんかゴールデンウイークみたいな感じ」

河津桜まつり

　今、最盛期を迎えている河津町の河津桜まつり。晴天に恵まれたきょうは、多くの人で賑わいました。 白鳥衛記者（河津町）「河津桜祭りにきている。きょうは日差しがかなり強く、腕をまくっていても汗ばむ。きょうは平日にも関わらず、多くの観光客が来ているが、皆さん腕をまくったり、上着を手に持つなど、季節外れの暑さを感じているようです」 　カメラに映り込んだのは、タンクトップの男性。それだけきょうはポカポカ陽気です。