いま裁判で話題の「フランク三浦」ってどんな時計? 大阪の販売会社に聞く
販売会社「朝から電話対応に追われっぱなしです」
この騒動をオリジナル時計製造をメインとした「ディンクス」を立ち上げた下部良貴社長に話をきいてみた。「まだ書面では確認できていないんです。それを踏まえた上での話になりますが、判決にはほっとしてます」と話し、続けて「昨日(13日)から電話が何10件とかかってきてますし、今日(14日)も朝から電話対応に追われっぱなしです。会社の前にはテレビ局の方が来ていて、スタッフの業務にもさしさわるし、今、大変なんですよ」と下部社長。 「正直、お笑いで作ったもので、説明書読んでもらったらよくわかると思うんですよ。完全に大阪のお笑い的なノリですし、間違って買われる方もいないでしょう。作った時も、訴えられるとはぜんぜん思ってませんでしたしね。こんなに大きな騒ぎになってビックリですよ」 実際、取扱説明書には使用上の注意として「縮れ毛の混入」「汚れ、誤字、脱字、印刷のズレ」などが記されており、独特のユルさが人気とも言える。もっとも、製造中止をすでに昨年に発表しており、「今後の対応はまだ何も考えてません。すみません。そういうことですので」とのことだった。 (文責/フリーライター・北代靖典)