レースクイーン女王・松田蘭のプレッシャー「情緒が不安定で、突然ぽろぽろ泣き出してしまったり...」
【モータースポーツへの架け橋になれたら】 ── モータースポーツファンでないと、サーキットに足を運ぶ機会は多くないと思うのですが、現地でレース観戦する魅力は何でしょうか? 「サーキットって非日常なんですよね。タイヤの焼ける匂いや、想像を絶するエンジン音の大きさやスピード感......これほど五感を刺激してくれるスポーツはないと思います。だから、たくさんの人に足を運んでもらえたらと思っています。きっと忘れられない1日になると思いますよ」 ── まずはサーキットへ来てほしい。 「はい。最初は知識がなくてもいいと思います。まずは雰囲気を楽しむ。実は私も、レースクイーンになってからモータースポーツの勉強を始めて、徐々にその魅力に引き込まれていったんです。 モータースポーツの魅力は、ひとりの力では成し遂げることのできないところ。小さなミスひとつでも勝敗が大きく変わる繊細なスポーツです。ドライバーもひとりでは走ることができない。チームに携わるひとりひとりが一番になることをあきらめず、同じ目標に向かって前を見ている──。このチームワークこそが魅力だと思いますね」 ── 松田さんは「理想のレースクイーン像は、自分のなかでかなり高い」とおっしゃっていましたが、今後どのような方向性で上を目指していくつもりですか? 「ひと言でいえば、モータースポーツをもっと盛り上げられるような『架け橋となる絶対的な存在』になりたいんです」 ── グランプリという頂点を極めたからこそ、モータースポーツ盛隆のために尽力していく。 「そうですね。グランプリを獲ったあと、グラビアタレントや女優を目指してレースクイーンから卒業する方もいます。私はレースクイーンになることが夢だったので、今後もレース業界で活躍したいと思っています。 自分としてはまだまだ未熟だと思っていますので、成長しながらレース業界を盛り上げていきたいです。それもグランプリ受賞者の大切な役割だと思っています。できれば、レースクイーンをとことんまで究めたいと思います」 <了> ◆松田蘭さん厳選撮り下ろしフォトギャラリー(55枚)>> 【profile】松田蘭(まつだ・らん)1997年9月4日生まれ、愛知県名古屋市出身。身長165cm。スリーサイズ=B82・W58・H84。特技=ギター。趣味=アニメ鑑賞、音楽鑑賞、ネットサーフィン。SNS=X(@ran_mjargtne)、Instagram(@ran_mjargtne)
石塚 隆●取材・文 text by Ishizuka Takashi