【RIZIN】朝倉未来軍VS平本蓮軍全面対抗戦決定!ブレイキングダウン選手&安保瑠輝也電撃参戦
格闘技イベント「RIZIN」は22日都内で、大みそかに開催予定の「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)の記者会見を行った。 大会まで10日を切った中でRIZINの窮地を救ったのは、この夏に格闘技ファンを大熱狂させた2人となった。 この日会見に出席した榊原信行CEOは「全面対抗戦で行きます。チーム未来VSチーム平本。全選手そろっているので楽しみにしてください」と明かし、「雷神番外地」というタイトルで決戦を行うことを告げた。 平本蓮はインフルエンザ感染のため会見を欠席。この日の対面は実現しなかったが朝倉未来は「おおみそかといえば格闘技だと思っていて。助けが必要ということで、少しでも盛り上がるカードが組めたらと思った。僕たちは3部を超えるつもりでやってきているのでみなさん楽しみにしていてください」と熱意を語った。 以下の6カードが発表された。 朝倉未来軍VS平本蓮軍 ・五明宏人―赤田プレイボイ功輝 ・安井飛馬―黒薔薇くん(鈴木博昭) ・YURA―朝久泰央 ・冨澤大智―三浦孝太 ・野田蒼―篠塚辰樹 ・細川一颯―宇佐美正パトリック 当初、第1部のメインイベントで予定されていた元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア(米国)と安保瑠輝也(MFL team CLUB es)のボクシングエキシビジョンマッチが、ガルシアのケガによって延期。対戦が消滅した安保は朝倉未来軍の大将として対抗戦に電撃参戦する。 今年で10回目を迎える大みそかの「RIZIN」。本来であれば3部構成となっていた。榊原信行CEOは、今年の夏に格闘家から引退した朝倉未来に第2部のプロデュースを依頼した。未来は「僕がプロデュースというよりもブレイキングダウンの選手も強くなっているので、僕の推薦選手とRIZINの対抗戦がいいんじゃないんですか?」と提案した。榊原CEOは「そこも含めて一緒にやりましょう」と握手を交わした。 しかし第1部のメインイベントでガルシアと安保のボクシングエキシビジョンマッチが、ガルシアのケガによって延期。これによって大みそかは第1部が消滅して、2部構成となった。 すると、平本蓮が14日のK―1のリングに上がって「大みそか、朝倉未来と榊原社長がなんかやるみたいなんですけど、そこにブラックローズで乱入しようかなと思ってて」と大みそか乱入を予告。 今回の対抗戦について未来は自身のYouTubeチャンネルで「俺が7月の試合で負けて引退した試合では4万8千人とここ最近ではありえない人に応援してもらえた。世間的にも盛り上がった。でも9月のRIZINは格闘技ファンからしたらサトシVSグスタボ、井上直樹VSスーチャルの2大タイトル戦とかいいカードが揃ったのに正直そこまで盛り上がりが無かった。格闘技ファン以外のところを巻き込めるのは俺とか平本蓮になる。大みそかは格闘技のお祭りだから引退したけど協力することになった」と説明した。 今回は、自身が敗れて引退に追い込まれた平本との対抗戦の構図になるが「平本も盛り上げるために協力した側だし、めちゃめちゃ対立してるわけじゃないし、俺も平本に対して嫌いとかないからそこは勘違いしないでほしい」とファンへ喚起。 そして「まだ格闘技界にモヤモヤする気持ちがあるのは確かだから…」と引退後の心境を吐露した。「いろいろあったし、リアルはリアルだけど難しいよね。思うことはあるけど今回はRIZINを食ってやる気持ちで今回はやる」と意思表明した。 朝倉未来VS平本蓮“代理戦争”が今年の大みそかを盛り上げる。