【陸上】日本選手権のエントリー発表! やり投・北口榛花が出場!! 田中希実は800m、1500m、5000mの3種目、豊田兼は110mH、400mHに登録
日本陸連は6月14日、今夏のパリ五輪代表選考会を兼ねた第108回日本選手権(6月27日~30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)のエントリー選手を発表した。 日本選手権男子エントリー発表をチェック! 一部の選手は5月にエントリーが発表されていたが、6月7日の申し込み締め切り、その後の資格審査を経て暫定のエントリー選手が出そろった。 女子やり投にはブダペスト世界選手権金メダリストでパリ五輪代表に内定している北口榛花(JAL)がエントリーした。また女子5000mで代表入りが決まっている田中希実(New Balance)は800m、1500mにも出場を予定している。 男子110mハードルは五輪の参加標準記録を突破している村竹ラシッド(JAL)やブダペスト世界選手権代表の高山峻野(ゼンリン)が新たにエントリー。さらに、男子400mハードルで48秒36をマークしている豊田兼(慶大)が110mハードル、400mハードルの2種目に出場する。 注目の男子100mはすでにエントリーが発表されていた栁田大輝(東洋大)、坂井隆一郎(大阪ガス)、桐生祥秀(日本生命)らに加え、東田旺洋(関彰商事)、4月の織田記念で脚を痛めていた多田修平(住友電工)らが登録した。400mは日本記録保持者の佐藤拳太郎、中島佑気ジョセフ (ともに富士通)がエントリーしている。 長距離では5000mに佐藤圭汰(駒大)、伊藤達彦(Honda)、遠藤日向(住友電工)などの出場が新たに発表されたほか、3000m障害の青木涼真(Honda)も登録した。 フィールドの走高跳では赤松諒一(SEIBU PRINCE)や真野友博(九電工)の世界選手権入賞者に加え、ケガから復帰した日本記録保持者・戸邉直人(JAL)が2年ぶりにエントリー。走幅跳の橋岡優輝(富士通)、やり投の新井涼平(スズキ)も名を連ねる。 女子では走幅跳の秦澄美鈴(住友電工)はすでにパリ五輪の標準記録を突破しており、今大会の優勝で即時内定となる。100mハードルは寺田明日香(ジャパンクリエイト)、田中佑美 (富士通)、青木益未(七十七銀行)、福部真子(日本建設工業)が順当に登録。今大会もハイレベルな戦いが予想される。 このほか、棒高跳の諸田実咲(アットホーム)、三段跳の森本麻里子(オリコ)、やり投の斉藤真理菜(スズキ)、上田百寧(ゼンリン)、佐藤友佳(ニコニコのり)と世界ランキングでパリ五輪出場圏内につける選手たちもエントリーされた。 一方でパリ五輪代表に内定している男子100mのサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)、110mハードルの泉谷駿介(住友電工)、3000m障害の三浦龍司(SUBARU)は五輪に専念するためエントリーしなかった。 日本選手権の出場選手は6月21日までにキャンセルの申し出を受け付け。同日に繰り上げ出場者を決定したのち、正式エントリーが発表される予定となっている。
月陸編集部