珍鳥ハマヒバリ、熊本県内で初確認 荒尾市の荒尾干潟
荒尾市の荒尾干潟で11月26日、ハマヒバリの飛来が熊本県内で初めて確認された。発見した荒尾干潟水鳥・湿地センター職員の鳴海末信さん(58)は「初めて見た。再飛来を期待している」と話した。 ヒバリの仲間でユーラシア大陸、北米などに生息する渡り鳥。黄色い顔や左右の黒い冠羽が特徴で、ヒバリとは異なり、ホバリングをしない。 鳴海さんが鳥の飛来状況などの調査で海岸を巡回していた際に発見。車の中から写真に収めた。日本野鳥の会やNPO法人バードリサーチに照会し特定した。体長16~17センチで、雌雄不明の成鳥。26日は終日干潟にいたが、翌日に姿を消した。渡りの途中だったとみられる。(大倉尚隆)