「メッシとアルバの連係はバルセロナ時代から見ていた」酒井高徳が元バルサコンビと対峙して感じたこと「Jリーグではなかなか味わえない」
PK戦の末にインテル・マイアミに勝利
J1王者のヴィッセル神戸は2月7日、国立競技場で開催されたプレシーズンマッチでインテル・マイアミと対戦。スコアレスで90分を終え、PK戦の末に神戸が4-3で勝利を収めた。 【厳選ショット】メッシ、スアレスらが国立に登場!試合は途中出場GK新井章太の活躍で神戸が勝利!|親善試合 インテル・マイアミ0(3PK4)0神戸 この一戦にフル出場した神戸のDF酒井高徳は、「勝ちにこだわってやっていたので、PKでしたけど勝てて良かったです」と試合の感想を述べた。 「チームとしては昨年のベースをもとに、今年もやっていこうと取り組んでいて、それを確認しながらプレーしました。全体としては良かったかなと思います。個人としてもエネルギッシュなプレーを心掛けていて、コンディションも整ってきています」 また、リオネル・メッシやルイス・スアレス、ジョルディ・アルバ、セルヒオ・ブスケッツといったワールドクラスの選手たちとの対戦については、「一緒に戦ってみないと分からない肌感の部分で新しい発見になりました。あのような偉大な選手たちと時間をともにできるのは、なかなかない機会なので、楽しい時間を過ごせました」と振り返った。 インテル・マイアミ戦では右サイドバックでプレーした酒井。元バルセロナのJ・アルバと対峙する場面も少なくなかったが、「メッシ選手とアルバ選手の連係はバルセロナ時代からよく見ていました。パスが出てくるタイミングはある程度、予測していたので、あまり崩されなかったのは良かったです」と手応えを口にする。 一方で、「久しぶりに『こういう時に見ているんだな』とか『ここで動き出してくるんだな』とか、普段のJリーグではなかなか味わえないような経験ができました。まだまだ成長できると再確認できたので、非常に嬉しかったです」と語った。 そして、17日には川崎フロンターレとの「FUJIFILM SUPER CUP 2024」を控えるなか、「しっかりとタイトルを獲りにいきたい」と力強く意気込んだ。 取材・文●中川 翼(サッカーダイジェストWeb編集部)