松木玖生ドンピシャクロス含む2A! 鹿島に競り勝ったFC東京が国立で今季初連勝
明治安田J1リーグでは7日、第7節のFC東京vs鹿島アントラーズが行われた。 連勝を目指すFC東京が、2試合ぶりの白星を目指す鹿島を国立競技場に迎えた一戦。FC東京は仲川輝人や俵積田晃太、松木玖生ら、鹿島は鈴木優磨や佐野海舟、知念慶らを先発起用した。 【動画】松木圧巻の高精度クロスから仲川美ヘッド! 試合は開始から一進一退の攻防が続く中で鹿島がやや優勢に進行。29分には鹿島ボールの左CKから関川郁万がヘディングシュートを浴びせたがGK野澤大志ブランドンに阻まれる。 スコアレスで迎えた後半、FC東京は53分に俵積田がボックス手前中央からドリブルで侵攻。そのままボックス右からシュートを浴びせたが枠を捉えない。 FC東京が攻勢を強める中で55分にスコアが動いた。左サイド浅い位置でボールを持った松木がアーリークロスを供給。高精度のボールに反応した仲川が上手く空中で体勢を制御しながら側頭部で合わせて先制点を奪う。 その後、鹿島は61分に仲間隼斗に代えて藤井智也、FC東京は63分に俵積田に代えて遠藤渓太を投入。すると67分、松木のパスを受けた途中出場の遠藤が中央へと折り返し。走り込んだ仲川が右太もも付近に当てたがボールはバーに嫌われる。 終盤にかけても互いに選手を入れ替える中で左右にボールを振りながら崩しを試みる鹿島だったが、リードしているFC東京は人数をかけて対処。82分には途中出場のジャジャ・シルバ高い位置でボールを奪ったところから松木にボールが渡る。松木のスルーパスを受けたJ・シルバがボックス右で再びボールを持ったがシュートはわずかに左へと逸れた。 それでも結局、鹿島がネットを揺らすことはないまま終了間際にも松木の横パスを受けた原川力が決めてFC東京が加点。この結果、FC東京が2-0で今季初の連勝を飾った一方、鹿島は初連敗を喫した。U-23日本代表の松木はここ2試合で1ゴール1アシストと、好調を維持してパリ五輪本大会の出場権が懸かるAFC U-23アジアカップへと向かっている。