破られた「富士山隠す黒幕」、強度の高い素材に変更を検討…「黒はイメージが良くない」と茶色に
山梨県富士河口湖町は、「ローソン河口湖駅前店」前に設置した富士山の眺望を遮る黒い幕を、茶色の幕に張り替える方向で検討している。 【写真】人為的に破られたとみられる幕
町によると、茶色の幕は現在のものより目が細かく、強度が高い。素材のサンプルや見積もりを取り寄せるなどし、検討作業を進めている。張り替え時期は未定で、今年秋頃を目標にしている。
幕は先月21日に設置された。歩道上での撮影客や車道横断が減るなど、効果が出ているというが、撮影のためとみられる穴が開けられたり、破られたりしていた。幕の色についても、渡辺英之町長が「黒い幕はイメージが良くない」などと述べ、明るい色にする考えを示していた。