『クトゥルフ神話RPG』最新作のゲーム画面が初公開。『クトゥルフの呼び声』『スウィートホーム』の影響漂う人気RPGシリーズで、シティシナリオライクな第3作『水晶の呼び声』に近い明るめでカジュアルな雰囲気に
AlchemyBlue代表の白飯マコト氏は1月9日、クトゥルフ神話を題材とした人気RPG『クトゥルフ神話RPG』シリーズの第4弾となる最新作のゲーム画面を、クリエイター支援サイトCi-enにて初公開した。 『クトゥルフ神話RPG』画像・動画ギャラリー 『クトゥルフ神話RPG』は、AlchemyBlueが2015年に第一作『瘴気の海に眠る少女』をPC(DLsite全年齢)向けに発売したRPGのシリーズだ。現在までに3作が発売されており、現在はそれぞれのNintendo Switch版も発売されている。 本シリーズはカプコンが1989年にファミコンで発売したホラーゲーム『スウィートホーム』やテーブルトークRPG『クトゥルフの呼び声』の影響を思わせる要素が多くみられ、見下ろし視点で展開するファミコンライクなドット絵の画面や、要所でテーブルトークRPGのような「能力判定」が発生するのを大きな特徴としている。 本シリーズは当初DLsiteのみで発売されたインディー作品ながら、その高い完成度から徐々に人気を獲得。第二作『血塗られた天女伝説』以降は『スウィートホーム』の愛好家として知られる声優の杉田智和さんが本作のPVのナレーションを担当し、第三作『水晶の呼び声』ではシリーズファンを自称するマフィア梶田氏をモデルとした実質的なコラボキャラ「掃除屋」が登場したことなども話題となった。 今回の情報公開ではシリーズ第4作のゲーム画面が初のお披露目となり、シリーズ初となる16:9のアスペクト比の画面が公開。舞台となる東京のフィールドを歩いている様子やバトルの様子のほか、男女主人公の作成画面も明らかにされた。 白飯氏によるとシリーズ第4弾は、シティシナリオライクな第三作『水晶の呼び声・本編』のような形でゲームが進み、雰囲気も明るくカジュアルな雰囲気になるとのことだ。本作のさらなる詳細については、同氏によるCi-enの記事を参照されたい。 また白飯氏はこれとあわせて、第三作『水晶の呼び声』以降開発費が跳ね上がっており、開発のための支援者を募集していることも報告している。本作を応援したいという方は、Ci-enより開発支援の有料プランに参加してみてはいかがだろうか。 『クトゥルフ神話RPG』シリーズ第4弾は現在開発中だ。現在クリエイター支援サイトCi-enにて開発の進捗を報告している。
電ファミニコゲーマー:司破ダンプ
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