西地区首位のキングス バイウィーク明けには強敵・千葉ジェッツ戦!オフェンスは好調、悪い流れを断つ守備が課題
日本代表の活動もあり、試合のない「バイウィーク」を迎えている琉球ゴールデンキングス。 【写真を見る】西地区首位のキングス バイウィーク明けには強敵・千葉ジェッツ戦!オフェンスは好調、悪い流れを断つ守備が課題 束の間のオフをはさみ、18日からまた練習を再開させています。ここまで好調のチームをまとめるキャプテンに話を聞きました。 ー少し休み時間はありました? ▽小野寺主将 「はい、ありました。リフレッシュした身体で(18日の)練習に臨めましたし、千葉に向けていい準備ができればと思っています」 今季、日本一奪回を目標に挑んでいる琉球ゴールデンキングス。開幕戦では三遠ネオフェニックスに敗れたものの、その後は白星を重ね、現在11勝3敗。西地区首位の島根と並び勝率でトップに立っています。 ▽小野寺主将 「練習通して、いい雰囲気でできているのかなと。すごくコミュニケーションがとれていますし、1日目良くなくても2日目で修正できているのは良い部分」 今季特に目立っているのは得点力。スピーディーなパス回しとオフェンスリバウンドを奪い、攻撃回数を増やすバスケットスタイルで、1試合平均87得点。 これは、B1の24チームの中でも2位の好成績となっています。好調のチームを支えているのは若手選手の台頭です。 今季、実質のルーキーイヤーで日本代表候補にも選ばれている脇真大は、1試合平均22分の出場で8.6得点。B3横浜エクセレンスからレンタル移籍した、平良彰吾(父が沖縄出身)も、セカンドガードとしてチームに定着。要所で輝きを放っています。 開幕時から、リーグでも少数のロスターながら、それぞれが役割を果たしていることが、好調な滑り出しへとつながりました。 一方、ディフェンス部分では課題も。一度流れを奪われると、一気に連続失点を許すシーンが目立っています。 ▽小野寺主将 「同じ部分でやられないこと」「ヘッドコーチに言われたことを、チームを通して遂行していくことが大切になってくると思うので、それができていなかったら、チーム内でしっかりコミュニケーションを取ってやっていきたいと思います」
2週間試合のないバイウィークを挟み、月末に再開されるリーグ戦では、渡邉雄太の補強に成功し、リーグ屈指の戦力となった千葉ジェッツとの対戦が控えるキングス。 12月には9試合のホームゲームを控え、目標のタイトル奪取へ向けて熾烈な戦いが予想されます。 ▽小野寺主将 「千葉でのアウェーから始まるんですけど、12月はホームゲームが多い。沖縄でできるということはホームアドバンテージになると思うので、一人一人がアグレッシブにチームのために戦っていきますので、応援よろしくお願いします」 ホームの歓声を力に変えて、ここから勢いを加速させるキングス。日本一へと歩みを進めます。(取材 片野達朗)
琉球放送