ベラルーシで日本人2人目の拘束 日本大使館が現地報道を事実と確認
在ベラルーシ日本大使館は17日、日本人1人がベラルーシ当局に拘束されたと明らかにした。現地メディアが12月上旬、南東部ゴメリ州で日本人男性1人が拘束されたと報じていた。日本大使館がベラルーシ外務省に報道内容の確認を求めたところ、16日に拘束を認める旨の連絡があったという。ベラルーシでは7月にも元日本語教師の男性が拘束されている。 ベラルーシの独立系メディア「ゼルカロ」は12月3日、ゴメリ州の線路付近で渡線橋をビデオ撮影していた日本人男性1人が1日に現地当局に拘束され、情報機関・国家保安委員会(KGB)に引き渡されたと報じた。日本大使館はベラルーシ外務省に照会を続けていた。 日本大使館は拘束された人物の詳細を明らかにしておらず、「邦人保護の観点から引き続き適切な対応をしていく」とコメントした。【モスクワ山衛守剛】