『サイエンスSARU×MBSオリジナルショートアニメ大作戦！』第1話「オオクニヌシとスクナビコナ」（C）2024「ショートアニメ大作戦！」プロジェクト・MBS

『DEVILMAN crybaby』や『平家物語』を手掛け、2024年は『ダンダダン』を制作する「サイエンスSARU」イチ押しのクリエイターたちによる90秒アニメ『サイエンスSARU×MBS オリジナルショートアニメ大作戦！』が、MBS／TBS系全国28局ネット「スーパーアニメイズム」おしり枠にて3月1日より放送をスタートする。このたび、その第1話の作品タイトル「オオクニヌシとスクナビコナ」が明らかになり、出演キャストや参加クリエイターが発表された。 【フォト】サイエンスSARU×MBSオリジナルショートアニメ 第1話先行カットを見る 第1話「オオクニヌシとスクナビコナ」は、日本最古の書物である古事記をベースにした内容となる。オオクニヌシを演じるのは、『マッシュル-MASHLE-』マッシュ・バーンデッド役や『地獄楽』画眉丸役など話題作への出演が絶えない小林千晃だ。 また、スクナビコナ役は『チェンソーマン』ポチタ役や『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ソフィ・プロネ役などを務める井澤詩織、『とある科学の超電磁砲』御坂美琴役や『王様ランキング』ヒリング役などで演技力に定評のある佐藤利奈がナレーションを担当する。 そんな第1話は、『フォトカノ』で初監督を務め、『Cutie Honey Universe』、『月とライカと吸血鬼』で監督としての手腕を発揮した横山彰利が手掛ける。キャラクターデザイン原案は、『千と千尋の神隠し』などで原画を担当し、日本アニメ界の巨匠たちからの信頼も厚い森久司によるもの。キャラクターデザインには、サイエンスSARU所属の若き才能・神林壮汰が抜擢された。 さらに、太鼓・笛・胡弓の奏者、および日本音楽作曲・演出家として活躍する吉井成悟が、オオクニヌシとスクナビコナの旅に華を添える楽曲を提供した。放送に先駆けて場面カットも公開され、出演キャストと横山監督ら制作陣よりコメントが到着した。 「サイエンスSARU」イチ押しのクリエイターたちによる90秒アニメ『サイエンスSARU×MBS オリジナルショートアニメ大作戦！』は、MBS／TBS系全国28局ネット「スーパーアニメイズム」おしり枠にて3月1日より放送される。第1話として、小林千晃、井澤詩織、佐藤利奈が出演する横山彰利監督作「オオクニヌシとスクナビコナ」がおくられる。 ＜以下、コメント全文掲載＞ オオクニヌシ役 小林千晃 この度オオクニヌシの声を担当させていただきました、小林千晃です。古事記をショートアニメーションにするという話を聞いたとき、一体どのような内容になるのだろうとワクワクしていたのですが、まさか「糞を我慢する」エピソードが盛り込まれるとは思いませんでした（笑）90秒という制約の中でこそ表現できる仕上がりになっていますので、是非繰り返しご覧いただいて、オオクニヌシとスクナビコナの旅模様を皆さんの中で膨らませていただけますと幸いです。 スクナビコナ役 井澤詩織 スクナビコナの声を担当させていただきました井澤詩織です。元々神話や昔話が好きなので、今回お声をかけていただいてとても嬉しかったです。実際に神話を読むと「どういうこと！？」というお話も多いですが、今作はそんな中でも特にユニークな瞬間を短い尺の中にギュッと凝縮している印象です。オオクニヌシとスクナビコナの旅をもっともっと観てみたいなと思いました。 ナレーション 佐藤利奈 日本最古の書物、古事記。ふんわりと知っていたものの、調べ直してみると…出てくる出てくる個性豊かな神様たち、頭の中に「！？」がいっぱい出現する摩訶不思議なお話たち！今回のオオクニヌシとスクナビコナも「そこ競っちゃったの！？」というお話が躍動感いっぱいに描かれています！味わい深く、愛らしい二柱の旅を見守りつつ優しく語らせていただきました。もっとたくさんみてみたい！応援よろしくお願い致します。 横山彰利（監督） 元々10年ぐらい前に森久司さんと「古事記」の企画を立てたのが発端です。今回縁あって短編ですがSARUさんでやらせて頂くことになりました。この話は「播磨国風土記」からですが二柱の事は「古事記」にも記載があり「古事記外伝」といったところでしょうか。本編には色んなエピソードのフラッシュバックシーンがあり、できればそれらもアニメ化したいです。これを機に日本の歴史に興味を持ち、どこか懐かしいキャラと最新のアクションを融合した今作「オオクニヌシとスクナビコナ」を楽しんで頂ければ幸いです！ 吉井盛悟（太鼓・笛・胡弓奏者。日本音楽作曲・演出家） 葦や竹、絹、桐、などの日本古来の自然の響きを活かしたいと思い、生演奏、生録音にこだわりました。辿れば日本の土に還る要素を持つことで、根のある花になればと思い曲をまとめました。シーンによってはオノマトペ的に音を使うことで、BGMの役割と効果音との曖昧さが感じられ、和楽器らしい一つの魅力となったかと思います。今回のアニメ作品が現代の神楽のようにも思えてワクワク致しました。 遅沢 淳 (GRANDFUNK INC.)（音楽プロデューサー） 「オオクニヌシとスクナビコナ」の音楽は当初監督がイメージしていた西洋音楽での陰と陽の表現が元となっていますが、これを日本の伝統音楽や和楽器の表現力でどこまでアプローチできるかが要でした。 そこで様々な伝統音楽への造詣とボーダーレスな感覚をお持ちの吉井盛悟さんに多彩なアレンジを盛り込んで頂く事でアニメと日本の伝統音楽が凝縮されたようなコラボが出来ました。和楽器の表現力の可能性を感じてもらえたらと思います。 『サイエンスSARU×MBSオリジナルショートアニメ大作戦！』 ＜放送時期＞ 2024年3月1日より毎週金曜25時50分頃 MBS／TBS 系全国28局ネット、スーパーアニメイズムおしり枠にて放送開始（全4回） ●第1話「オオクニヌシとスクナビコナ」 〈キャスト〉 オオクニヌシ：小林千晃 スクナビコナ：井澤詩織 ナレーション：佐藤利奈 〈スタッフ〉 監督：横山彰利 キャラクターデザイン原案：森 久司 キャラクターデザイン・作画監督：神林荘汰 絵コンテ・演出：横山彰利 美術監督：大野広司（スタジオ風雅） 色彩設計：辻田邦夫（※辻の字1点しんにょう） 撮影：高橋直希 編集：金堂公亮 音楽：吉井盛悟 音楽プロデューサー：遅沢 淳 (GRANDFUNK INC.) 音響監督：木村絵理子 プロデューサー：亀井博司 アニメーション制作：サイエンスSARU （C）2024「ショートアニメ大作戦！」プロジェクト・MBS ※一部内容を修正しました（2月13日15時）