「テレビ朝日アニメラインナップ発表会」

6月24日に「テレビ朝日アニメラインナップ発表会」が開催。声優の浦和希、海渡翼、小林裕介、浪川大輔、羊宮妃那、若山晃久（※五十音順）が登壇した。 【写真】浦和希、海渡翼、小林裕介、浪川大輔、羊宮妃那、若山晃久（※五十音順）が登壇 同発表会では、10月から土曜午後11時30分～の新アニメ枠「IMAnimation」が設けられることが発表に。そんな同枠の第1弾となる『ブルーロック』第2期より浦和希、海渡翼、若山晃久が、第2弾となる『ババンババンバンバンパイア』より浪川大輔、小林裕介が、「NUMAnimation」枠にて7月6日（土）に放送スタートする『小市民シリーズ』より羊宮妃那が登壇した。 まず最初に登壇したのは『ブルーロック』より浦と海渡、そして新キャラクター・閃堂秋人役として出演する若山だ。本作への初参加に当たり、若山は「実は僕、1期の時に別のキャラクターでオーディションを受けていたのですが、その時は結果振るわずで。なので、今回こういう形で参加できるということで思いは相当強いです」と心境を告白。 演じる閃堂については「潔（世一／CV：浦）たちが目指していた立ち位置の人物であり、外部で初めて出てくる彼らのライバルというポジションです。今まであまりそういうキャラクターを演じたことがないのですが、僕なりに全力で向き合っていければ」と。「ライバルキャラなので皆さんとしっかりぶつかりつつ、中では仲良くやっていけたらいいな…（笑）」と本音も語った。 そして、そんな新キャラクターを迎えるに当たり、浦は「2期になって新しいキャラクター、新しい風が舞い込んできて、また1期とは違った“エゴ”というか形が見えてきて、僕自身も新しいことに気づかされています」と。続けて、海渡も「若い世代が『ブルーロック』を見て、サッカー選手になりたい、日本代表を目指したい、なんて言ってくれるように、僕らがもっともっとこの作品をエゴく、アツくしていきたい」と意気込んだ。 続けては、1月スタートの『ババンババンバンバンパイア』から主人公・森蘭丸役の浪川、立野李仁役の小林が登場。本作は老舗銭湯「こいの湯」でアルバイトをしているバンパイアの蘭丸が、「こいの湯」の4代目である李仁への恩返しと、彼の“18歳童貞の血”を味わうべく奮闘する…という“ブラッディ・ラブコメ（BL）”だ。 斬新な設定の本作について、浪川は「もう完璧な設定で。本当に命を懸けたアニメになっていますので。そして、BL作品なんですよ。ブラッディ・ラブコメ、新ジャンルです」と。小林も「本当に画期的だと思います」とアピール。もうすぐアフレコも始まるというが、小林は「いかんせん蘭丸が面白すぎて、助走なしで急にとんでもないギャグが飛び出してくるので、それが僕は楽しみで楽しみでしょうがないんです（笑）」と期待感を。 浪川は「後輩からのプレッシャーです」と嘆きつつ、「原作が面白いので、そこのズレ感を大切に。コントっぽいところもそして真剣なところもありますし、面白く演じられるように頑張りたい」と真摯に語った。なおこの後、司会の鈴木新彩アナから「アフレコ中に少年の生き血を吸いたくなる、なんてこともありそうですかね？」という珍質問が飛び出し、会場が戸惑いと笑いに包まれる場面も…。 そして、最後は『小市民シリーズ』から小佐内ゆき役の羊宮が登場。本作はミステリー小説が原作となっているが、羊宮は「ミステリーと聞くと非日常感が漂っているように見えますが、日常の中に少しずつミステリーが潜んでいるという感じなので、お芝居で色を付けるということはあまり意識せず、会話劇を皆さんに楽しんでいただけたらと思っています」と。 見どころについても「ミステリーというのもそうなんですが、タイトルにある通り“小市民”を目指すというのもひとつの魅力かなと思います。小鳩（常悟朗／CV：梅原修一朗）君とゆきちゃんが一緒に進んでいくに当たって、どういうものが生まれていくのかもぜひ注目していただけたら」とアピールした。 その後はフリップトークで「今（イマ）ハマっていること」をそれぞれが発表したほか、視聴者からの質問コーナーにて「演じているキャラクターと自分が似ているなと思うところ」を語り合うなど、終始大盛り上がりのまま会見は締めくくられた。なお現在、同会見はアーカイブ映像が配信されており、そちらも要チェックだ。