【天気】台風5号、岩手に上陸 東北太平洋側だけでなく内陸や日本海側でも雨が強まる
12日(月)午前8時半頃、台風5号は岩手県大船渡市付近に上陸しました。この後は岩手県、秋田県をゆっくりと横断し、夜には秋田県沖に進む見込みです。その後も動きが遅く、14日(水)に日本海で熱帯低気圧に変わる見込みです。 <12日(月)の天気> 岩手県では午前4時までの24時間雨量が300ミリを超え、平年の8月、1か月分の降水量の2倍近い記録的な大雨になっているところがあります。このあとも、さらなる大雨となり、土砂災害の危険度が高まりそうです。日中は東北太平洋側だけでなく、内陸や日本海側でも雨が強まり、非常に激しく降るところがありそうです。 ●24時間降水量(13日昼まで、多いところ) 東北 200ミリ 土砂災害や川の増水・氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒してください。 北海道や新潟でも断続的に雨が降るでしょう。関東から西では晴れるところが多いですが、山沿いを中心に急な雷雨や夕立にご注意ください。 <予想最高気温> 関東から西では、引き続き危険な暑さになるでしょう。35℃以上の猛暑日になるところが多く、名古屋では38℃の予想です。 <週間予報> 北日本の日本海側では14日(水)頃にかけて雨が続き、長丁場の大雨になる恐れがあります。先月、大雨災害が発生した秋田県でも、再び災害級の大雨に警戒が必要です。東日本や西日本では、週の前半は晴れる日が多いですが、後半は新たな台風の影響が出てくる恐れがあります。お盆休み中も最新の気象情報に注意してください。