50代後半で「ヌード写真」に挑んだスター歌手、その決断の理由は? “年齢を重ねること”についてポジティブなメッセージを発信
カナダ出身のカントリー歌手、シャナイア・トウェインは、57歳の時、アルバム『Queen of Me』の撮影でヌードを披露。大きな注目を集めた。年を重ねることへの不安感や自己批判をどうやって克服したかなど、その時の自分の決意を以下のようにシェアしている。 【写真】シャナイア・トゥエインが「ヌード姿」を披露...! 大胆な試みにファンも驚愕か ヌードになることは、当時57歳の彼女にとってはもちろん思い切った決断だった。ヌード以外の表現方法は沢山ある中で、あえてこの選択をとることに不安もあったという。しかし、最終的にそれを乗り越える勇気を、彼女はどうやって見つけたのだろう? シャナイアはその真意について、ホダ・コットのポッドキャスト『Making Space with Hoda Kotb』で語った。 「私の体は、これから先もっとたるんでいくばかりだもの。たるみのことなんて忘れて、今この瞬間を楽しむべきと思ったの。だって、どう頑張ったって20歳の時と同じようには見えない。それはハッキリしていることなんだから」 「とはいえ、自分でもそんな勇気がどこにあったのかと驚く面もあるわ」と明かした。 長いキャリアを通して、力強くポジティブな女性の象徴であり続けるシャナイアだが、一度も自信喪失に陥ったことがなかったわけではない。特に子どもの頃に受けた家庭内暴力が原因で、思春期は自分の体が搾取されていると感じていたという。 「なるべくボディが目立たないようにして、わざとペチャパイに見せていた。サイズが小さすぎるキツイブラを二重につけて、全く女性っぽく見えないようにごまかしたり。家の中では、女でいたくなかった」と2022年、『Sunday Times』紙に語っている。 また、彼女は“閉経後の自分”にも心から敬意を表しているという。 以前『People』に、「閉経という壁にぶち当たって、『自信がなくなっている。勇気が鈍っている。なぜこんな私になっているの?』って思った」と語っていた彼女だが、現在は閉経後の体もポジティブに受け入れているようだ。 「決して退行しているわけじゃないの、ただただ変わっていく自分のボディを受け入れていくことが大切なのよね。ピチピチだった20代~30代は間違いなく受け入れていたはずだし、それなら閉経期のボディも迷いなくそうすべきよ。恥ずかしがらないで、勇気を持ちたい。その勇気をシェアしていきたい」 「私は今、50代後半だけど、服で隠す必要はないと思っているわ。ヌード撮影がいかにいい気分だったか、言葉では言い表せないくらい。自分の新しいボディを恥ずかしいとは思わなかった。感情的にもならなかったわ。いい気分だっただけ。とても開放感を覚えたわ」と続けていた。
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