【中日】「“課金”したら打つ」細川成也が小笠原慎之介に恩返しの8回V打 チームは首位堅守
◆JERAセ・リーグ 中日3―2ヤクルト(16日・バンテリンドーム) 細川が、8回の勝ち越し打で勝利をもたらした。「お世話になってるので、何とかしたい気持ちはいつも持ってる」。8回、暴投で同点に追いつき、なおも2死三塁。木沢の141キロカットボールを中前にはじき返した。「“課金”したら打つ」と投手陣の間で話題になっている背番号55。食事をごちそうになった小笠原の負けを消す一打に「勝ちをつけられなくて悔しいけど、チームが勝てたのはよかった」と汗を拭った。 かつての同僚だった筒香がメジャーからDeNAに復帰。DeNA時代にかけられた「フルスイングは変えずに自分を貫け」の金言を胸に、新たな地で磨きをかける日々だ。 進化を続ける大砲の一打でチームは連敗阻止。これで、11試合連続2失点以下とし、2010年の球団最長記録に王手をかけた。立浪監督は「日曜日に負けていたので、この勝ちは本当に大きい。結果良ければ全てよし」と目を細めた。
報知新聞社