第96回選抜高校野球 迫力応援団「地元一丸で」 センバツ出場 田辺、優秀賞で表彰 /和歌山
第96回選抜高校野球大会で応援団賞の優秀賞に選ばれた田辺に5日、記念の盾が贈られた。西嶋淳校長は「アルプス席を埋め尽くすほどの応援団を結成できた。優秀賞をいただけてうれしい」と受賞を喜んだ。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 1回戦で優勝候補の星稜(石川)に惜しくも敗れたが、「メガホンをたたきながら『田辺が大将』などに合わせ、はつらつとした応援を繰り広げたこと」などが評価された。 この日は、鶴谷真・毎日新聞和歌山支局長が同高を訪れ、吹奏楽部部長の山下明日香さん(3年)と応援団長の池田真央さん(同)に表彰盾を手渡した。 山下さんは「地域全体が一体となって甲子園で応援できてうれしかった」と話し、26人の応援団員を指揮した池田さんは「約800人の生徒だけでなく地元の方々が一丸となって応援できたのは光栄なこと。夏もしっかり応援したい」と笑顔を見せた。 県内からは初出場の耐久が最優秀賞に選ばれている。【大澤孝二】