5試合ぶり出場のクリスタルパレス鎌田はプレミア初アシストならず「数字も大事だが自分自身が納得いくか」
◇イングランド・プレミアリーグ クリスタルパレス3―1ブライトン(2024年12月15日 英国・ブライトン) 【画像あり】かっこいい!日本代表の新ユニホーム発表 「ヨウジヤマモト」デザイン、コンセプトは炎 クリスタルパレスのMF鎌田大地はアウェーのブライトン戦で後半15分から出場した。11月9日のフラム戦で退場処分を受け、出場停止3試合の処分が明けた前節7日のマンチェスターC戦は出番なし。この日が5試合ぶりの出場で3―4―2―1の左シャドーに入った。 2点リードの展開でピッチに入り「しっかり守備で中に絞って外にボールを出させて、あんまり相手のやりたいことをやらせないようにという感じ」と指示を振り返った鎌田。「そこは問題なくできていたと思う。やるべきことはやっていたんじゃないですかね」と続けた。 チームは鎌田が試合に出なかった4試合で1勝3分けと負けなし。「僕が出ないこの3試合がチームとしては分岐点だったと思う。もちろん勝ち点を多く取れることを願いながら見ていた。チームが良くなるのは自分にとってはいいこと。今は凄いポジティブにチームとしてはいい方向に向かっているんじゃないかな」。この日も敵地で上位を破ったチームは鎌田が退場した試合で降格圏の18位に沈んでいたが、15位と順位を上げてきた。 後半アディショナルタイムにはパスカットから前線のFWエンケティアに絶妙なパス。相手GKと1対1になる決定機を生み出したが、シュートが外れたためプレミアリーグ初アシストは記録されなかった。「ゴールやアシストは(リーグ戦では)まだ。早めに付けば自分としてもいいことだとは思うが、そういうことを増やしていくことが凄い大事」と漏らした。その一方で「今日は(前線の)10番で出たが、(ボランチの)6番で出ている試合がほとんど。なかなかゴールやアシストするのは難しい。数字の部分も大事だが、自分自身が納得いくかどうかが凄い大事」と指摘した。 日本人対決となった相手MF三笘薫に関しては「使われ方を見たりしても、常に90分間出続けていて、明らかに“薫のチーム”だな、と。やっぱプレミアの中でも間違いなくトップのウインガー。凄いなと思う」と語った。