ウェスト首位を快走するサンダーのアレックス・カルーソが4年約126億円で延長契約
12月23日(現地時間22日)。オクラホマシティ・サンダーのアレックス・カルーソが、4年8100万ドル(約126億3600万円)の延長契約に合意したと代理人が『ESPN』へ伝えた。 2016年9月にサンダーと契約後、同年10月にウェイブ(保有権放棄)されたカルーソは、2016-17シーズンをサンダー傘下のGリーグチーム(オクラホマシティ・ブルー)でプレーし、2017年夏にロサンゼルス・レイカーズと2ウェイ契約を結んでNBAデビュー。 196センチ84キロのガードは、レイカーズでローテーション入り後に本契約を結ぶと、2019-20シーズンに優勝を経験。昨シーズンまでの3シーズンをシカゴ・ブルズでプレーし、2年連続でオールディフェンシブチーム入りし、昨シーズンはNBAハッスルアウォードにも選出。 今年6月のトレードで“初めて契約を結んだNBAチーム”へ帰還すると、チーム最年長(30歳)でNBAキャリア8年目をプレーするベテランは、ここまで19試合の出場で平均20.2分5.7得点2.9リバウンド2.4アシスト1.9スティールを残し、ローテーションの一角を務め上げている。 サンダーは22日を終えた時点でウェスタン・カンファレンス首位の22勝5敗と好調で、ディフェンシブ・レーティング(103.0)とネット・レーティング(+11.7)でリーグトップに立ち、オフェンシブ・レーティング(114.7)でも同8位の好位置にいる。ルーゲンツ・ドート、ケイソン・ウォーレスと強固なペリメーターディフェンダー陣を形成しているカルーソは、平均スティール数でキャリアハイ、平均3.7回のディフレクション数は15試合以上に出場した選手たちの中でリーグ5位を誇っている。 今シーズンが契約最終年だったカルーソは、自身最高額となる989万ドル(約15億4284万円)の年俸を手にするのだが、来シーズン以降は年平均で2025万ドル(約31億5900万円)と、その金額が倍増となる。 ドラフト外からNBA入りして攻防両面において有能なロールプレーヤーとしての地位を確立したカルーソは、今回の延長契約で高額年俸を手に入れることとなった。
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