世界1位シフィオンテク 3連覇へあと2勝、準決勝はルバキナと激突<女子テニス>
ポルシェ・テニス・グランプリ
女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、室内クレー、WTA500)は19日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク303位のE・ラドゥカヌ(イギリス)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで破り、ベスト4進出を果たし3連覇へあと2勝とした。 【ガルシアらWTA250ルーアン組合せ】 世界ランク1位で22歳のシフィオンテクは今季、2月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)で3連覇を達成すると先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)で2年ぶり2度目の大会制覇を果たすとともにキャリア通算19度目のツアー優勝を飾った。 そして今季クレー初戦となった今大会、上位4シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク30位のE・メルテンス(ベルギー)をストレートで下し初戦突破を決めた。 準々決勝の第1セット、1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。シフィオンテクは開始から4ポイントを連取すると1度目のセットポイントをものにし先行する。続く第2セットではファーストサービスが入ったときに84パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームでは2度のブレークに成功したシフィオンテクが2時間3分で勝利した。 勝利したシフィオンテクは準決勝で第4シードのE・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。ルバキナは準々決勝で世界ランク14位のJ・パオリーニ(イタリア)を6-3, 5-7, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。 同日には第6シードのM・ボンドロウソワ(チェコ)や世界ランク27位のM・コスチュク(ウクライナ)が4強入りを決めた。
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