この家族を毎日観ていたい!「幸せとは 何か」のヒントが 『おいハンサム!!』に詰まっている
「どう生きたらいいか」「幸せとはなにか」のヒントがココに!
伊藤家では毎回、家族会議(リモート可)が行われます。そこで源太郎の口から娘たちに語られるのは、「どう生きたらいいか」という教訓。つまり、「幸せ」って何だっけ? という誰しもが迷う問題へのヒントが金言として飛び出してきます。これは恋にも仕事にも効く特効薬。金八先生不在のこの時代に、自分の経験からしっかりとした言葉をくれる年配者はどれだけいるでしょうか! おやじの小言なんてまっぴらだと思ってしまうかもしれないけど、源太郎の言葉は響いてしまうのです。それは源太郎が「ハンサム」(改めて……性別問わず品格があって礼儀正しく、相手の立場を尊重できる人のことです! )だから。信頼に値する人の言葉だからこそ、素直に聞けるし沁みるのです。 人の数だけ人生や生き方があって、悩みも迷いも選び方も決して一括りにはできないけれど、ちょっとつかれたとき、頑張りたいときに思い出したくなる言葉の宝庫でもあるんです(ヒットポイントが0のときだって気軽に観られるのがいいところ! )。 シーズン1とシーズン2(ともに配信あり)、そして映画(安心安定の通常運転で最高)と作品群が増えるのはとにかく嬉しい! 朝ドラのように15分ドラマとして毎日放送してくれませんか? 最後に伊藤源太郎の金言で締めさせていただきます! 「選ぶことは大切だ。しかし、正解を求めすぎるな。自分の選んだ道を正解と思えること、正解にしていくこと、それが大切なんじゃないか。やり直すことや立ち止まることは、いつでもできる。だから、とりあえず選んだら、とりあえず歩き出しなさい。そして、何度も言うが、自分の選択の責任は自分でとること。それだけは覚えておきなさい。」 綿貫大介 編集&ライター。TVウォッチャー。著書に『ボクたちのドラマシリーズ』がある。 Instagram @watanukinow X(旧twitter) @watanukinow
綿貫大介