仲里依紗「おむすび」の母親役とはわずか11歳差「『麻生久美子さんから生まれた』ことを意識…若いので忘れがち」
今年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」(今秋放送開始)の福岡・糸島市ロケの取材会が4日、同市役所で行われ、ヒロインの橋本環奈、その姉役の仲里依紗らが出席した。 糸島から始まる物語で、仲は、平成ギャル・米田結(よねだ・ゆい)の8歳年上の姉・歩役。地元では“伝説のギャル”として知られる役どころ。先ごろ、大好評を得て終了したTBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」の主人公の孫役に続いて、キーパーソンを演じる。 同じ九州の長崎出身。「糸島の存在は知っていて、自然に触れてみて、すごくステキな場所。実の妹が『糸島って“映える”よ』って言っていたので。若者にバズる感じがありましたね」と感想を語った。 橋本は平成に流行したダンス「パラパラ」を踊る撮影で「ツメが長くて不自由で…」と苦笑していたが、それを受けて仲は「私は長いツメが通常。女優をやっていない時がギャル。私生活の延長の感じ」と笑わせ、「令和では、Y2K(2000年前後)ファッションが今、すごく流行っている。今の若者にも響くのでは、とワクワクして撮影が楽しいです」と、Z世代にも伝わる“おむすび効果”に期待していた。 また、歩と結の母親・愛子役が麻生久美子であることから、仲は「私はとにかく『麻生久美子さんから生まれた』ことを意識しています。(麻生は)若いので、忘れがち」と、実年齢は11歳(麻生45歳、仲34歳)しか違わない親子役を、演技の重要ポイントに挙げた。
報知新聞社