日本の株価上昇が突出、2013年の世界の株価
日経平均株価は15日、2008年以来となる1万5000円台をつけました。年始から45%上昇した計算になります。米調査会社ビスポーク・インベストメント・グループによると、2013年の国別にみた株価上昇ランキングで日本は1位を記録しています(4月22日現在)。米のダウ平均株価も最高値をつけるなど世界的な株価上昇傾向も見てとれますが、BRICsに代表される新興国の株式市場では足ぶみ状態が続いています。 「アベノミクス」の金融緩和をわかりやすく説明 14日の米ニューヨーク株式市場では、ダウ平均株価が1万5215.25ドルと史上最高値を更新しました。独DAX指数も同じく14日、8339.11と終値の史上最高値をつけています。世界の株価動向を示すMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスも、年始から約11%伸びています。 一方、ここ数年世界経済のけん引役だった新興国の株価は伸び悩んでいます。BRICsの一角であるブラジルのボベスパ指数は年始と比べて10.3%下落、中国の上海総合指数は同じく2.3%の下落となっています。