大の里の体が“宙に浮く瞬間”に騒然…物言いも軍配通り11連勝で昇進まっしぐら「大銀杏結えない大関とか熱すぎる」
<大相撲九月場所>◇十一日目◇18日◇東京・両国国技館 関脇・大の里(二所ノ関)が、前頭四枚目・琴勝峰(佐渡ヶ嶽)を押し出しで下した。大の里の大きな体が宙に浮いて物言いがつき、館内が騒然となる場面もあったが、行事軍配通りの結果で11連勝を飾った。 【映像】大の里の体が“宙に浮いた”瞬間 今場所で12勝を挙げれば、大関昇進の目安とされる直前3場所の合計33勝に数字上は到達する大の里。優勝すれば“ほぼ確実”と言われているだけに、日本人大関の誕生に期待を寄せているファンは多いことだろう。 琴勝峰との取組では、右を差して押し込んだ大の里だったが、土俵際で琴勝峰が突進をかわし、身長192センチ、体重182キロという大の里の大きな体が宙に浮いた。微妙な結末に物言いがついたが、協議の結果、“琴勝峰の右足が先に出ていた”ということで、行司軍配通り大の里が白星を飾った。琴勝峰は5勝6敗となった。 この取組を受け、解説席に座った境川親方は「琴勝峰悪くなかったですけど、その後の馬力ですよね。相撲は立ち合いも大事ですけど、2歩目、3歩目がもっと大事になってきますから」と話した。 大相撲秋場所は残り4日開催で2敗で追うのは、前頭十五枚目・高安(田子ノ浦)、前頭十三枚目・錦木(田子ノ浦)、関脇・霧島(音羽山)。なお、十二日目に大の里は、3敗の前頭七枚目・若隆景(荒汐)と取組を行う。 ネットには「大銀杏結えない大関とか熱すぎる」「昨年幕下付け出しデビューにしてももう大関リーチはやばすぎ」「頭一つ二つ抜けた存在になりそう」など、大の里の今後に期待する声が寄せらている。 (ABEMA/大相撲チャンネル)
ABEMA TIMES編集部