メットガラ2024に出席したドージャ・キャット

予想を裏切るファッションでアッと言わせるのが好きなドージャ・キャット。今年のメットガラも例外ではなかった。 【写真】サランラップを胸とお尻に巻いて外出...！奇抜なドージャ・キャットの最新コーデ ファッション界最大のイベント、メットガラで、キャットは水で濡らしたヴェトモンの白いマキシ丈のTシャツを着用。シミ一つないツヤ肌に、スモーキーなアイメイクから涙が流れるようにグリッターメイクを施し、髪をさっぱりとバズカットにしたビューティールックもひときわ目を引いた。 彼女のルックは今年のテーマ“Garden of Time”から大きく逸脱したものだと思った人もいた一方で、彼女がこのシンプルなピースを選んだのにはもっと深い意味があった。 「みんな花に関連したルックにするのは承知の上で、私が花を選ぶなら、最も使い込まれた花。私は白いTシャツを着たかった。白いTシャツはタイムレスだから。それを選ぶのはとても詩的な気がしたしね。あまり調和しないのはわかっていたけど、そもそも私は他と溶け込むのはあまり好きじゃないから」と『Entertainment Tonight』にコメントしていた。 メットに到着する前は、ボディと頭に白いタオルだけを巻き、アクリルのプラットフォームパンプス、ダイヤモンドのネックレスを合わせたルックで、ヴェトモンのクリエイティブディレクター、グラム・ヴァザリアと一緒にマーク・ホテルを出た彼女。

メットガラ会場に向けて、ホテルを出発した時のドージャ・キャット

また、ガラに先駆け、ファンにドラマティックなレッドカーペットモーメントを予期させるルックもチラ見せ。ベッドシーツのような布を巧妙に巻いたルックや、サランラップを巻いたような2ピースセットで、ヴァザリアと一緒にニューヨークの各所で撮った写真をインスタグラムに投稿していた。また、メットガラのプレパーティーでは、フェイクレザーの黒いケープの下に、Tバックとストッキングだけのルックで姿を見せていた。 昨年『ハーパーズバザー』のアイコンイシューのカバーストーリーで、いろいろなファッションで実験することはアーティストとしての自己表現の延長線上にあると語っていた彼女。 「ファッションに関して言えば、私は今、カオスな状態にあって、クローゼットからランダムに、ちょっと変わっていてあまりフィットしないものをピックアップして、別のフィットしないものとミックスしている感じ。でも、それを楽しんでいる。ちょっとパンクな感じ。実験しているのは確かね。すごく躁状態。でも、ビジュアルやファッションに関しては、私はダークな方向に行く。鬱積した感情や怒りがたくさんあるので、それを美しく表現したい」と述べていた。