冬支度進む 11月の灯油売上げは去年の2倍 スキー場ではゲレンデ作りが急ピッチ 大分
ここ数日の暖かさから一転、24日の大分県内は冬型の気圧配置となり、寒い一日となりました。こうした中。各地で冬支度が急ピッチで進められています。 【写真を見る】冬支度進む 11月の灯油売上げは去年の2倍 スキー場ではゲレンデ作りが急ピッチ 大分 (糸永記者)「こちらのホームセンターでは入り口の一番目立つところに灯油のポリタンクが置かれていて、よく売れているということです」 大分市の「HIヒロセ春日浦店」。強い寒気が流れ込んだ24日、こちらでは朝から灯油を買い求める客が続々と訪れていました。 (客2人)「明日から急に寒くなるということで灯油を入れに来た」「ぬくくして暖かくしないと風邪ひくと大変ですから」 店によりますと、灯油の価格は値上がり傾向にありますが、11月の売り上げは去年の2倍に伸びているということです。 (HIヒロセ春日浦店・益山絋平さん)「冷え込みを受けて、たくさんのお客にご来店いただけると予想していて、在庫はしっかり確保している状態。家でぬくぬくと温まってもらえたら」 こちらは大分県九重町の「くじゅう森林公園スキー場」です。12月8日のオープンに向けて、ゲレンデづくりが急ピッチで進められています。現在は氷を砕いて人工の雪をまく造雪機を3台動かしていて、およそ700メートルのコースを完成させる予定です。スキー場によりますと、昨シーズンは過去最高のおよそ12万人が訪れたということです。 (くじゅう森林公園スキー場・佐藤智之営業部長)「11月で20度を超えたので、そうなると作っても全部とけてしまう状況だった。今晩から寒くなるようなので、気温がマイナスになれば本格的な降雪作業を行うので期待している」 25日の県内も寒気の影響が残り、12月並みの寒い一日となる見込みです。
大分放送