【巨人】船迫大雅「8回の男」もイケる! 1点リードで1回0封の大仕事 負傷者続きのリリーフ陣で存在感
◆JERA セ・リーグ 巨人2―1DeNA(14日・富山) 巨人の船迫大雅投手が1点リードの8回、1安打を許しながら強気の投球で無失点で切り抜けた。 【動画】円陣番長なんて呼ばせない…元ドラ2が開花寸前 ! 岸田V2ラン…美守、美守、美守 阿部慎之助監督が「決めていました。きょうは」と絶大な信頼で送り出した勝負所で見事、期待に応えた。笑顔でベンチに戻って座ると、先発の山崎伊織が歩み寄って感謝のグータッチを交わした。 開幕から奮闘を続けるジャイアンツの救援陣だが、セットアッパー中川皓太投手に続き、抑えの大勢投手も負傷で離脱。主に「8回」を任されてきたドラフト1位ルーキー西舘勇陽投手にも、疲労の色が見え始めるなど、台所事情は苦しい。 そんな中、どんな状況でも強気に右腕を振り続ける船迫が、敗戦処理からスタートし、僅差での救援→勝ちパターンのピンチで火消し、と結果を残し続け、ついに「1点リードの8回」という、セットアッパーで最も厳しい場面を任されるまで、信頼をつかみ取った。 そして、痺れる重圧が「うれしい」とばかりに、気迫あふれるピッチングで見事4試合連続無失点。プロ2年目ながら27歳の苦労人が、大輪の花を咲かせようとしている。
報知新聞社