<町は波打った 液状化の現場から> お客さんいる限り営業 富山県高岡市伏木湊町
富山県高岡市伏木湊町の食料品店「伏木食品」は床がひび割れ、商品棚には噴き出した土砂の跡が残る。柱も傾いている。それでも、3代目店主の伏木一弘さん(77)は営業を続ける。 店は100年以上にわたり、伏木の人たちに愛されてきた。建物が傾いていても、今なお常連客は絶えない。伏木さんは言葉に力を込める。「先は見えないが、お客さんが来てくれる限りはやらんといかん」
富山県高岡市伏木湊町の食料品店「伏木食品」は床がひび割れ、商品棚には噴き出した土砂の跡が残る。柱も傾いている。それでも、3代目店主の伏木一弘さん(77)は営業を続ける。 店は100年以上にわたり、伏木の人たちに愛されてきた。建物が傾いていても、今なお常連客は絶えない。伏木さんは言葉に力を込める。「先は見えないが、お客さんが来てくれる限りはやらんといかん」