フィギュア日本会場で仰天「土曜12時ですよ?」 リンクで見た光景「8893人」に海外スケーター感激
フィギュアスケートNHK杯
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦・NHK杯は10日まで、東京・代々木第一体育館で行われた。9日には観客9000人近くが集まり、この光景を見た海外スケーターからは「土曜日の12時ですよ?」などと驚きと感激の声が上がった。 【画像】「土曜の12時ですよ?」 フィギュア日本会場の光景に仰天…感激した海外スケーターの演技写真 競技2日目、代々木第一体育館には8893人が集結した。観客席では日の丸だけではなく、他国の国旗もはためき、スケーターたちに温かいエールが送られた。 サウリウス・アンブルレビチウスとのカップルでアイスダンスに出場し、3位となったアリソン・リードは、9日の会見で感謝とともに驚きを口にしている。 「すごく気持ちよかった。(他のスケーターの)皆さんも仰っているけれど、日本のお客さんの前で演技するのは格別。これだけの満席。土曜日の12時ですよ? とても幸せでした」 観客がスケーターに示している愛は、確実に本人たちに届いているようだ。アイスダンス優勝のエバン・ベイツは「以前も言ったけど、NHK杯に選ばれると、どのスケーターもちょっとしたお祝い事になるんです」と海外選手にとっての大会の位置づけを表現。こうも続けている。 「日本スケート連盟の皆さまが素晴らしい大会を運営してくださるし、アリソンも言ったように、満席のお客さんの前で演技できる。日本の皆さんのスケートに対しての認識がいかに高いか、大切にしてもらえているか。光栄な気持ちでいっぱいです」 男子シングルに出場したジェイソン・ブラウンも「日本で大会に出られるのは本当に特権」「(会場の雰囲気は)比べものにならないよ!」と興奮するなど、数多くの海外スケーターが日本のリンクに立てることに誇りを感じている様子だった。
THE ANSWER編集部