「万福の旅 おいでませ」 DCキャッチコピーとロゴマーク発表【山口】
2026年秋(10月1日~12月31日)に県内で開催される観光誘客事業デスティネーションキャンペーン(DC)のキャッチコピーとロゴマークの発表会が28日、県庁で行われた。県の新たな観光キャッチフレーズにならい、来県者が多彩な観光資源の魅力に触れ、心身ともに幸福(ふく)に満たされることを願って「万福(まんぷく)の旅 おいでませふくの国、山口」とした。 DCはJRグループと地方自治体、観光連盟が協力して取り組む大型観光キャンペーン。山口県では1991年(ドラマチック山口)、2001年(きららのくに新呼吸。)、08年(はじめてなのに、なつかしい。おいでませ山口へ)、17年(維新の風が誘う。おもしろき国 山口)に続き、第5弾。「山口DC」として、26年の本開催を挟んで25年にプレ、27年にアフターの3年間で取り組み、県観光を内外に発信する。おいでませ山口観光キャンペーン推進協議会(会長・松村孝明県観光連盟会長)が推進母体となる。 発表会では、村岡嗣政知事が「自然、歴史・文化、温泉やグルメなど、数え切れない福で彩られたプレミアムな旅を満喫いただきたい」と述べ、キャッチコピーと、金色の「ふくだるま」をあしらったロゴマークを披露した。主な見どころとして、十人十色の旅行ニーズに応える周遊プランを提案し、唯一無二の絶景、体験、グルメを楽しんでもらうと強調。秋芳洞(美祢市)の未公開エリアのツアーや住吉神社(下関市)の本殿特別拝観など、特別感のある観光素材の開発やブラッシュアップに取り組んでいるとした。新たなご当地グルメを含め、全県挙げてさまざまなコンテンツを準備し「千客万来、多くの人に来ていただきたい」と期待感を示した。スペシャルアンバサダーの石川佳純さん(卓球女子五輪3大会連続メダリスト)が応援メッセージ動画を寄せた。