【独自】「北新地の有名クラブ出身」美人妻を使って3700万円を詐取…大阪・美人局事件のA子「驚愕の素顔」
広告代理店の役員を自称
「満氏と知り合った去年の2、3月頃です。ちょうど私の知り合いが『彼と一緒にビジネスがしたい。一緒にやらないか』と誘われ、面識を持ちました。最初に挨拶したのは当時の彼の自宅だった中之島のタワーマンションの一室です。 高層階の豪邸に案内され『色んな事業をしてる方なのかな』と思っていましたが、見ず知らずの人ですから仕事をする気にはなれなかった。ただ奥様とも顔を合わせていくうちに『家や家族まで紹介するなら信用できるのかも』と感じるようになっていきました。 彼の細かい経歴は聞いていませんでしたが、大阪出身。若いうちに財を成して、妻の実家のある鹿児島で暮らしていたけれど、また大阪に戻ってきたと本人から説明を受けました。当時、彼は東南アジア・香港を中心とした飲食系広告代理店X社の役員を名乗っていて、そのビジネスで今後展開していきたいから一緒にやらないかと誘いを受けました。実際、彼はX社の大阪事務所にも出入りし、社長や幹部たちとも会合を重ねていました」 満被告から持ち出されたのはこんな出資話だった。
「俺が元本を立て替える」
「彼から言われた内容は『X社で動いていくために新たなビジネスを始める。出資をしてくれれば月に3%の配当を渡す』というものでした。周囲からも満氏はこれまでも色んなビジネスを成功させてきた人だからと聞いていたので、最後はお金を出すことを決めました。『事業がうまくいかなかったらどうするのか』と尋ねた際には『俺が元本を立て替えるから大丈夫だ』との返事もありました」 こうして始まった“やり手実業家”による新規ビジネスへの出資。知人いわくその総額は2000万円にも及んだ。 「その年の4、5月頃にまずは数百万を渡したんですが、彼から返ってきたのは『これじゃあビジネスは始められない』という言葉。そこからさらに追加で数百万出資しましたが、結論は同じ。以降は数十万円を何度も分けて渡し、昨年の11月には合計で2000万円ほどを渡していました。 出資に関した契約書については『交わす必要があるのではないか』と伝えましたが、満氏からは『もう俺の家も電話番号も知ってるやん。俺が騙すようなことするわけないやん』と説得を受けた。私もその頃には彼をすっかり信用していたので口約束のままお金を預けてしまっていました」 出資当初の数ヵ月こそ配当はあったが、以降はピタリと止まってしまったという。
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