合併から20周年「合併してよかったと思える節目にしたい」浜松市・中野祐介市長
浜松市の中野祐介市長が新年最初の定例会見を開き、「前を向いて明るく進む年にしたい」と抱負を述べました。 浜松市 中野市長: 「今年は元旦からきれいな初日の出が上って、元気に前を向いて明るく進めていけるような年になったらなと強く思った」 新年最初の会見でこのように述べた中野市長。 今年は10年間に及ぶ市の総合計画がスタートする年で、中野市長は「総合的な街・人・仕事の創生で最大の課題である人口減少を転換させたい」と話しました。 また今年は旧浜北市など12市町村との合併から20周年となることを受け、「関連事業を開催し市民が合併して良かったと思える節目にしたい」と語りました。
自動運転実証実験
梅田航平記者: 「浜松市のこちらの地域では、この車を使い自動運転の実証実験が行われています」 定例会見を終え、中野市長の姿は中央区の庄内地区に。 こちらでは浜松市が自動車メーカーのスズキなどと共に持続可能な公共交通のあり方を探るため、自動車の自動運転実証実験が行われていて、中野市長も試乗しました。 こちらの自動運転はいわゆるレベル2。 運転の主体はドライバーですが、アクセルやブレーキに加え、ハンドル操作の一部をシステムが担ってくれます。 浜松市によりますと、これまでに行ってきた4度の実験期間を経て、最高速度の更新や一時停止からのスムーズな発信などが向上しているということです。 浜松市中野市長: 「加速感が去年と違うなと。去年から今年に比べても各段と進歩進化をしていますので、この調子で一日も早く完全自動運転、移動に不便を感じない。そういった環境を作れたらなと」 実証実験は23日までで、予約をすれば誰でも乗車できるということです。