モコモコ連なる小山のよう 真っ赤なコキアが見頃 今シーズンは野ウサギ被害も 三重・志摩市観光農園
別名ホウキギの名前で親しまれるコキアが見ごろ=志摩市(三重テレビ放送)
三重県志摩市にある志摩市観光農園では、真っ赤に色付いたコキアが見頃を迎えています。 モコモコとした赤い小山のように見えるのは、コキアというヒユ科の1年草の植物で、日本では乾燥させてホウキとして使ったことから、別名ホウキギの名前でも親しまれています。 広さ4000平方メートルの斜面には約5000本のコキアが植えられ、今年は例年よりも10日ほど遅い月9日から色付き始めました。 担当者によりますと、今シーズンは野ウサギの被害が多く、植え替えや害虫駆除に追われたということですが、「無事に色付きホッとしている」ということです。 気温が下がるにつれて色付きも深まり、志摩市観光農園が閉園する24日までは楽しめるということです。