本多灯 400個人メドレーでまさかの予選落ち「もっと全力で泳げば」本命200バタに切り替え「代表権取りたい」
「競泳・パリ五輪代表選考会」(18日、東京アクアティクスセンター) 男子400メートル個人メドレー予選が行われ、2月の世界選手権(ドーハ)200メートルバタフライで金メダルを獲得した本多灯(イトマン東京)が4分16秒97で10位に沈み、まさかの予選落ちとなった。 【写真】必死の泳ぎも無念の予選落ち 険しい表情が無念さを物語っている 第一泳法の得意のバタフライは55秒51で折り返したが、その後は伸びを欠いた。「もっと全力で泳げばよかったと後悔している」。2月に負傷した左足首を「かばうような感じ」があったと明かし、泳ぎに影響が出たという。 ただ本命は200メートルバタフライ。20日に予選と準決勝、21日に決勝のレースがある。「やっちゃったものはしょうがない。切り替えます。代表権を取りに行きたい」と、東京五輪銀メダリストは前を向いた。