「クマ」の次は「サル」… 青森市で出没相次ぐ 住宅のブロック塀に堂々と座り… 2024年の目撃情報は前年同期比の2倍
青森市では今年度、サルの出没が相次ぎ、2023年の同じ時期と比べ2倍の目撃情報が寄せられています。2日には青森市の中心部でも目撃され、近くの小学校では集団下校の対応がとられるなど影響が広がっています。 【写真を見る】撮影された「サル」 住宅のブロック塀に座りレンズの方に目線を向ける1頭のサル。人目を気にせず、どっしり座っているように見えます。 新井宇輝アナウンサー 「こちら浪館前田3丁目の住宅街です。こちらのブロックにサルが座っていました。発見者によりますと、写真を撮った後に逃げていったということです」 写真が撮影されたのは市の中心部にある住宅街で、青森市によりますと、現場周辺では目撃情報が2件寄せられていて、近くにある小学校では校庭の使用を取りやめたほか下校時に教員が付き添った上で集団下校に切り替えました。 青森市立浪館小学校 須藤香代子校長 Q.これまでにサルの出没は? 「まったくなかったので、すごく驚いています」 「お子さんたちの安全が一番ですし、中には少し怖がっている低学年のお子さんもいますので、安心という面で教職員がつくということが一番だと考えます」 今年度のサルの出没状況を見ると、山あいを中心に58件の目撃情報があり、2023年の同じ時期と比べ2倍となっています。 そして、今回は山あいではなく市街地への出没…。 八甲田のクマへの対応で、職員を割いている中、急増するサルへの対応にも手を焼く青森市。 市は、サルが目撃された周辺で行動する際は、十分に注意するよう呼びかけています。
青森テレビ