2015年注目の邦画をピックアップ ── 「神様はバリにいる」「繕い裁つ人」など
海街Diary
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆が鎌倉で暮らす三姉妹を演じる映画『海街Diary』が6月13日に公開される。本作は小学館「月刊フラワーズ」にて連載中、既刊6巻の吉田秋生の人気ベストセラーコミック。『そして父になる』で第66階カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した是枝裕和監督が映像化に臨んだ。 祖母が残した鎌倉の家で暮らしていた3姉妹のもとに、幼いころに家を出て行った父の訃報が届く。三人は父の葬儀で異母妹のすずに出会い、一緒に暮らすことを提案する。 四人で始める新しい生活。それぞれの複雑な思いが浮かび上がる。豪華キャストと豪華製作陣が贈る、リアルな家族の絆の物語に期待が高まる。
ジヌよさらば～かむろば村へ～
松尾スズキ監督と俳優、松田龍平が『恋の門』以来10年ぶりのタッグを組み、独特の世界観で多くのファンを持ついがらしみきお原作の人気コミック「かむろば村へ」を映画化。田舎の現実を描いた誰も見たことがないようなシュールな世界が広がる『ジヌよさらば～かむろば村へ～』が4月4日に公開される。 現金に触るだけで失神してしまう前代未聞の「お金恐怖症」に陥った元銀行マンのタケは、逃げるようにやってきた過疎の村「かむろば村」でお金を一銭も使わずに生きていくことを宣言する。 世話好きの村長や自称・神様をはじめ、濃くて不思議な人々と触れ合いながら、タケの生活は思わぬ方向へ進んでいく。阿部サダヲや松たか子、西田敏行ら豪華キャストが繰り広げる不思議なエンターテインメントの世界をぜひ堪能してほしい。
