藤原竜也×広瀬アリス、初共演で感じた互いの持ち味とは? “超常現象”への思いも明かす
藤原竜也「幼少期から『月刊ムー』を愛読していた」
――それぞれの役を演じる上で事前に準備していたことはありますか? 藤原:大まかに神話とか、作法とかは軽く知識として入れておきました。そうじゃないと成立しないこともあったので。 広瀬:監督からは「ナチュラルな芝居で」と言われていたので、あまりキャラクターを作り込まないようにしていました。ビジュアル的なところではパーマをかけました。衣装合わせのとき、くしゃくしゃの髪形ってどうなんだろうねって話になって、じゃあやってみようってことで(笑)。 ――お二人が個人的に興味のある未解決ミステリーはありますか? 藤原:僕は幼少期から『月刊ムー』を愛読していたので、この撮影中になにかそういった超常現象的なものが起きたらいいなという思いはありますね。 広瀬:すごく小さな話ですが、最近洗面所の引き出しを開けた瞬間「G(ゴキブリ)」がいたんです。怖くなってそのまま締めちゃいました(笑)。 藤原:それ一番やっちゃダメなやつじゃん。 広瀬:でも怖くて……。一応、駆除するものを置いたのですが、そこから開けていないので、「G」の行方が気になります。 ――未解決ミステリーですね(笑)。本作をこれからご覧になる視聴者の皆さんにどんなところを観てほしいですか? 広瀬:超常現象を元に事件を解決するお話という、あまり観たことがないテイストの作品になっているので、先入観を持たずにフラットな気持ちで観ていただきたいです。 藤原:皆さん子供のころ、超常現象とかってどこかで興味があった題材だと思うんですよね。でもなかなか深く追求している人って少ないと思う。「実はこんなことになっているんだよ」という気づきがあるドラマだと思うので、軽い気持ちで観ていただけると嬉しいです。
磯部正和