青森県内に冬の便り 雪と紅葉の共演も 有名な紅葉スポットでは…
各地で冬の便りです。岩木山はきょう、八甲田はきのう初冠雪が観測され酸ヶ湯では登山客が雪と紅葉の共演を楽しんでいました。 弘前市の岩木山はきのう今シーズン初めて雪が降り4センチほどの積雪に。8合目は雪雲に覆われていました。 一転してけさは秋晴れ。放射冷却の影響で今シーズンいちばんの冷え込みとなり残った雪が見えて岩木山の初冠雪が観測されました。岩木山の初冠雪は平年と同じで去年より1日遅い冬の便りとなりました。 一方八甲田もきのう初冠雪を観測。 いつもの年より1日遅く去年より1日早い初冠雪です。 青空が広がったきょうも大岳の山頂付近ではうっすらと雪がつもり訪れた人たちが鮮やかに色づいた紅葉との競演を楽しんでいました。 ★登山客 「いいですね赤と白で」 「稜線をちょっと歩いてこようかなと思って」 ★酸ヶ湯温泉営業チーム 高田新太郎 主任 「上のほうよく見ると結構白くなっていますね」 「まだ紅葉も楽しめる時期ですのでぜひ晩秋を味わってもらいたいですね」
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朝焼けに燃える紅葉 絶景ポイント・蔦沼では入場制限
午前5時、真っ暗な蔦沼の展望デッキです。 事前予約をした人と蔦温泉に宿泊した人たちが次々と訪れていました。 真っ赤に染まる景色を撮影するためです。 早朝の入場制限が始まったきのうは時折、雨が降っていました。 太陽が昇っても日が差し込みません。 しかし午前7時前、赤倉岳にかかっていた雲がとれて青空に。そして…。 真っ赤ではありませんが朝日に照らされた錦の山がみなもに映り込み、神秘的な景色が広がります。 ★神戸から 「赤くはないんですけど、日があるとこんなにきれいなんだなと みなもに映ってきれいですね」 蔦沼周辺では今月31日まで朝の入場制限を行っています。 蔦沼の紅葉は今月末頃まで見ごろが続くということです。
渓流も錦 マイカー規制と自動運転車両の実証実験始まる
渓流も錦に色づき始めました。 奥入瀬渓流では自然保護と渋滞緩和を目的にマイカー交通規制が始まりました。 区間は惣辺交差点から子ノ口交差点の10キロで、日中の乗用車とバイクの通行が規制されます。 ★訪れた人 「きょうは天気がよくて木漏れ日とか渓流の流れとかが大変よかったです」 「歩くのも車のことを気にしないで気兼ねなくゆっくり回って見て歩けるのが、いいなと」 また県内初となる自動運転車両の実証実験も始まりました。 3つのルートで運行され、大きな窓ガラスから渓流の景色をゆっくりと楽しむことができます。 マイカー交通規制と自動運転車両の実証実験は今月27日まで行われます。