槙野智章氏がクリニック開催 自身のパフォーマンスをして怒られたという高校生の悩みに真剣対応
元日本代表の槙野智章氏（37）が24日、『アディダス・フットボール・レジェンドクリニック』を行い、岡崎城西（愛知県）を訪問した。現役高校生相手に、実演を交えながら約2時間の指導。「やっていて面白かった。（高校生の）短時間の中でも上手くなりたい、強くなりたい、吸収したいという思いが伝わってきた。ますます楽しみなチーム」。良いプレーは全力で褒めるなど“サッカー版イチロー”として、熱いまなざしを注いだ。 羽黒（山形）なども訪問指導しており、事前にアンケートを取ってチーム状況や課題を確認。岡崎城西の指導方針や戦術を理解した上で、槙野氏のエッセンスを加える。この日は主に守備の仕方や考え方などを伝授した。練習後には高校生から質疑応答。現役時代の槙野氏の相手を煽るパフォーマンスをしたら主審に怒られたという悩み？にも大爆笑しながら「矢印を相手に向けるのはいけないけど、表現することは大事。是非やって欲しい」と真摯に応じた。 全国高校サッカー選手権愛知県予選は10月から開幕。「集大成としての思い、サッカーをさせてくれた両親への感謝、何よりも貪欲に楽しんで欲しいですね」とエールを送った。
