２回、笑みを浮かべる岡田監督（撮影・伊藤笙子）

　「練習試合、阪神２－０サムスン」（２０日、バイトするならエントリー宜野座スタジアム） 【写真】佐藤輝　攻守充実で無失策継続→試合後に〝おかわり特守〟 　阪神が２試合連続完封で練習試合３連勝。先発の育成選手・川原陸投手（２３）は３回１安打無失点の好投を見せ、岡田彰布監督（６６）も「ストレートも速なっとる」と評価した。以下、主な一問一答。 　－前川は結果も内容もいい。 　「なあ、内容ええもんなあ」 　－外野の若手では一番目立っているか。 　「そうやな、外野の中ではな。まあ唯一左（打ち）やしな、あいつはケガだけやな、つまらんけがするからなあ」 　－今年にかける思いを感じるか。 　「かける思いというか、まあでも３年目やからなあ。去年でも交流戦の時はなあ、３番打たせたりやってたんが、結局自分のなあ、なんか故障というかな、熱出たりお前、体調不良とかなあ、そんなんで結局チャンス逃がしてしまったからな。そういうのはもう本人が一番分かってると思うからなあ」 　－今後も一線級の投手に当てていくか。 　「全然それは使うよ。まあ、やっとノイジーも次のクールぐらいからバッティングできるような状態やからなあ」 　－守備でクッションボールの処理も。 　「いやいや、二塁打をアウトにせえと言ってないからな。二塁打は二塁打やん、はっきり言うて。その辺はもう普通に守ったらいいと思う、それはね」 　－基本的に左翼で使う考えか。 　「いやいや、そら森下とかライトのな、今はノイジーがいないからな、そういう感じで。でもレフトもできたらいいよ、はっきり言うて。左投げでスローはレフトはきついかも分からんけどな。別にライトでもええんよ、そんなんは別に」 　－外野争いは実戦に入ってより激しくなる。 　「まあ、まだまだ２月やからな、そんなの。やっぱり練習試合やし、これからオープン戦になるけど、まだまだオープン戦もゲームたくさん残ってるからな。それでどんどん使っていって」 　－投手陣の競争もレベルが高い。 　「そうやなあ、なかなか。今は選ぶとかそういう段階じゃないよな、メンバーを絞るというか。まだ連投とかもさせてないからな。これでな、ゲラと岩崎以外はな、この練習試合で投げれたからな。まあ、中（継ぎ）もこれからやろな」 　－練習試合とはいえ２試合連続完封。 　「なあ。そんな打たれる気せえへんもんな。同じ中継ぎの中でな、他のピッチャーが抑えたらそういう感じで自分も投げれるというかな、それが力みにつながるとかそれはあると思うよ。まだまだ分からへんわけやからな、人選は」 　－川原の投球について。 　「川原でもお前、全然悪ないやんか。去年の１１月か、秋のキャンプの時からな。ストレートも速なっとるもんな。コントロールも良うなっとるしな」 　－機会があればまた１軍で登板も。 　「いや機会ないって（笑）投げるとこ、上では。ファームもずっとな、ゲームがあるからさ。教育リーグもあるから。そのへんでどんどん投げていかんと。こっちではやっぱり投げるピッチャー多いから、そんなん回ってけえへんと思うよ」