イチローに加わった「米16年間でトレーナー室に行った回数1」という記録
イチローが全体練習を休むという珍しい事態に、マッティングリー監督は、「彼は16年間も大きな怪我をすることもなくプレーしてきた。休む資格はあるだろう」と発言したという。 同紙は、「イチローはメジャーでは17年目のシーズンであり、米国に来てから故障者リストに入ったのは2009年の胃の潰瘍性出血のときだけ。彼が、前回トレーナー室へ行ったのは日本であり、そこはマッサージのスペシャリストが仕事をしている場所だった」と、その監督の発言の背景にある、イチローがほとんど故障することなく16年間プレーしてきた凄さを紹介した。 マッティングリー監督は、「イチローがどのくらい全体練習を休むかは分からない。彼が、どのように感じているかの様子を見る。恐らく今日は太ももに痛みを感じているだろう。ぶつかったのがヒザのあたりだからね。それと腰にも痛みが残っているというので、時間の経過とともに症状がなくなることを確認したい。でも、おそらく大丈夫だろう」と、この負傷が今後に引きずるような心配はないことを強調した。 マーリンズの球団の公式ホームページでも、この日のトップニュースで、「イチローは衝突の後、太ももの痛み」という見出しでイチロー負傷の続報を掲載した。 トレーナー室へ行くことがニュースになるイチローは、メジャーでも伝説のプレーヤーになりつつある。