得点記録を更新したFWクリスティアーノ・ロナウド(Getty Images)

　アルナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが27日、サウジ・プロフェッショナルリーグの1シーズン最多得点記録を更新するとともに、自身4リーグ目となる得点王を獲得した。 【写真】バルセロナが獲得を狙う元U-15日本代表の20歳 　C・ロナウドは27日のリーグ最終節アルイテハド戦でスタメン出場。前半アディショナルタイム3分、自陣からのロングボールに反応して裏へ抜け出すと、巧みな胸トラップから左足で決め、先制弾を奪った。後半24分には右CKからのクロスを豪快に頭で叩き込み、追加点となる今季35ゴール目をマーク。同29分までプレーし、チームを4-2の勝利に導いた。 　アメリカのスポーツ専門チャンネル『ESPN』によると、これまでの1シーズン最多得点は、元アルナスルのモロッコ代表FWアブデルラザク・ハムダラー(現アルイテハド)が2018-19シーズンに記録した34ゴール。C・ロナウドが1ゴール上回り、新たな記録を打ち立てた。また、プレミアリーグ、ラ・リーガ、セリエAに続き、異なる4リーグ目の得点王も手にしている。 　現在39歳のC・ロナウドは2023年1月にアルナスルへ移籍し、今季が加入後初のフルシーズン。4度のハットトリックを達成するなど、衰え知らずの得点力を見せつけた。 　その一方でチームは首位アルヒラルに勝ち点14差をつけられて2位。C・ロナウドの他にもセネガル代表FWサディオ・マネ、スペイン代表DFエメリク・ラポルト、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾビッチといった世界的なスター選手を擁したが、主要タイトルには届かなかった。